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アメリカのド田舎モンタナ州の自然と生活、そして私の仕事であるツアー情報を紹介してます。                           

Beartooth Highway ・・・アメリカで一番美しいドライブ ・・・

ここまで来たのだから
イエローストーン以外にもどこか行ってみたい!
一般の観光旅行ではできないことやってみたい!
地元で人気のアクティビティを体験したい!

という方々へ
ベアトゥース ハイウェイ ドライブ
をご紹介します。


ベアトゥースハイウェイはモンタナ州クックシティとレッドロッジを結ぶ長さ100Kmの高原道路です。
氷河が削ってできたカールや山岳湖やツンドラに囲まれ、標高3,000mの台地を走り抜けます。
アメリカで31ヶ所指定されている「オールアメリカンロード」のひとつで
「アメリカで最も美しい自動車道」と呼ばれるだけあって
ドライブ中の車窓に広がる景色は息を飲む美しさ!!!


本日は、昨年6月に友だちと家族で行ってきた時の写真をご紹介します。

リビングストンの我が家からは、イエローストーン国立公園を通って公園北東ゲートを出、クックシティ経由で現地へ向かいました。

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これは、見慣れたイエローストーン国立公園のラマーバレー
ゆっくりしたいけれど、今回は通り抜けるだけです。



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イエローストーンの北東ゲート近くで見たブラックベア
ゆっくり見たいけれど、今回は横目で見るだけです。
(この人、クマに近づき過ぎ!)


私たちは先を急いで

ここから、ベアトゥースハイウェイ ドライブの始まり

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ベアトゥースレイク
背後の岩山の色と形もおもしろい


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不思議なことに標高3,000mの高原を走っているようには全く感じない
動機息切れなし



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6月なのにまだ残る雪、雪、雪
スキーをしている人たちもいました



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アイランドレイク
人を近付けない凛とした気品が漂います




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車を止めて、ちょっと一休み
今回一緒についてきてくれたのは、30年来の友だちのジョージ
彼は、モンタナじゅうのあらゆる所を知っていて
小さな町や道や曲がり角など、驚くほど詳しい人物
メチャクチャ明るくて楽しくて優しいし
「モンタナ ダートロードツアー」を密かに計画している私たちの強い味方です



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2013年のリスマスカードの写真にしようと思って撮った写真
ユキが反対向いてるから、結局ボツになりました



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ドライブ再開
ジョージが叫んだ




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「アッ、見えた!!」
「えっ? 何が、何が?」
「ベアズ トゥース (クマの歯)!!」



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写真真ん中に三角のとんがっているポイント
「ベアズ トゥース(クマの歯)」です。

車で走っているので、ようく気をつけてないと見逃しちゃいます。
見れてよかった

ベアトゥースというのはクロウインディアンが最初に呼んだ名前だそうです。


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車を止めるところはほとんどないのですが、一か所ある展望台ではトイレ休憩できます。



この後、私たちはレッドロッジへは抜けず、
ジョージ推薦のダートロードを通って帰ることにしました。

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下界はグリーンに囲まれた夏世界



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耳の長いミュールジカが挨拶に出て来てくれました



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名も無ききれいな小川


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小さな小さな町「フィッシュテール(魚の尾)」
あとで調べたら人口500人ということでした


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こういう絶壁を見ると、すぐに登り始める息子カイ


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誰に似たのか、チャレンジ精神旺盛で
なかなかのロッククライマーぶりを見せてくれました



ベアトゥースハイウェイも本当に感動的で素晴らしく、帰りにちょっと寄り道してみたモンタナのダートロードも楽しかったですよ。
イエローストーンだけでなくこんな時間の過ごし方、おススメです!




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モンタナで最もキュートな町

春休みの最終日、モンタナ州で最もキュートな町フィリプスバーグ(Philipsuburg)へ家族で行ってきました。

いつでも、どこでも、私の頭の中では「お客様に最高に喜んでいただくためのサービス創り」という課題が渦巻いてます。

家族のお出かけも、私にとっては、今年の夏のリトルツアーに加えたいスポット開拓が密かな目的であり、おススメのコースをしっかり見つけてきました。


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モンタナ州で最もキュートな町と言われるだけあって、さすがにとってもオシャレなメインストリート



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ちょっと見上げると、どこも凝った素敵なデザインでいっぱい



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そして、どの建物も100年以上の歴史を持つ本物であるのがうれしい




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床屋さんも昔のまま
ここのおじちゃんに髪を切ってもらうのも思い出に残りそう




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世界一おいしい」キャンディストア ・・・・ とガイドブックに書いてあり、息子の一番のお目当てだったが、
残念ながらシーズン前で、CLOSED
「世界一おいしい」かどうか、この夏のお楽しみとして残しておこう



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ちらアンティークストアは OPEN
骨董品集めを趣味とするDavidは1枚の油絵に目をつけて、値段交渉
しかし、交渉決裂で、これも次回再チャレンジといきましょう




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モンタナ州はサファイヤで有名
この町でも、金、サファイヤ、ルビー、ガーネット、オパールなどが採れる
サファイヤギャラリーで目を光らせたのは、わたくし Kiyomi
しかし、ゴマ粒くらいのサファイヤが $500 という値段を見て、びっくり
次回、自分で宝石探しをします!
(金皿に泥を入れて水で洗い流しながら金や宝石を見つけるアクティビティもできますよ)




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JAIL と書いてあるレンガ造りの建物
昔の JAIL かと思ったら、なんと現役の刑務所

中に入ると、鉄格子の向こうに本物の三人の囚人がいて、、、
見上げると、高い天井から絞首刑に使うループの紐がぶらさがっていて、、、

悪いことしたら即罰せられるのだ!という西部の掟のシンプルさがここにはある
(ちなみに、絞首刑用の紐はまだ使われたことはないそうです。)




さて、このあと、温泉好きな私達は近くの Fairmont Hot Springs でのんびり温泉に浸かり、


ビュート(Butte)に一泊しました。

※ビュートについては2009年7月13日と7月22日に本ブログ(カテゴリ:リトルツアー&楽しいアクティビティ)で紹介しましたので、よかったら併せてご覧ください。


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フィンレン ホテル (Hotel Finlen)
金銀銅の採掘最盛期のビュートはミシシッピ以西で最大の都市で、ケネディ元大統領夫妻、トルーマン元大統領、ニクソン元大統領、リンドバーグなど多くの著名人がこのフィンレンホテルを利用しました。



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ゴージャスで贅沢な内装


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手すりは銅で、壁は大理石


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長い歴史を湛え贅沢をつくしたホテルなのに、お値段が・・・・びっくりするほど・・・・お安い!
リトルツアーでも利用させてもらいます!




ビュートは19世紀後半に銅の採掘で栄えた都市で、全盛期には「世界一豊かな丘」と呼ばれました。
アイルランド、イングランド、カナダ、フィンランド、オーストリア、中国、メキシコ、イタリアなどなど、労働者が世界中から集まったため、今でも多種多様な食文化や住文化が息づいています。


ビュートには炭鉱に関わる博物館やトレイルツアーなどたくさんありますが、
今回は Granite Mountain Mine Memorial に立ち寄ってみました。

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1917年6月、グラナイト山の鉱山で死者168名にのぼる鉱内火災が発生しました。
その犠牲者の追悼の碑が丘の上にあります。



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犠牲となった労働者の国旗が並びます。
足元のタイルには犠牲者の名前が刻んであります。



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犠牲者の顔が丘の斜面に並び、家族が花を手向ける図の石碑です。





1泊2日の短い家族旅行でしたが、たくさんの収穫がありました。
楽しかったです!




プチキャンプ、、、でも本格的です!

本格的なサバイバル風キャンプはちょっと・・・、
でも、せっかくモンタナに行くのなら、ロッキーの山でキャンプしてみたい!


子どもたちに自然体験をさせたいし、大人も昔にもどって遊びたい、、、、

そんな方々にお勧めしたいアクティビティは、プチキャンプ

森に入って枝を集めてキャンプファイヤー、テントを張ってお昼寝タイム、近くの小川で遊んで魚釣り、大好きな犬と一緒にハイキング

お手軽に誰でもできるけれど、やはりここはロッキーの大自然のド真ん中、体験することは本格的ですよ。



イエローストーンとグランドティートンを廻ったあと、私たちのコテージ近くのキャンプ場でプチキャンプを楽しまれたTSさんファミリーを紹介します。
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こうして、木についてる「とろろ昆布」みたいなもの(何と呼べばいいのか??)を集めてね。


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こういう時って、いつもお父さんが一番楽しそう!



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今日は石で、、、とは言わないけれど、マッチ1本だけで火を起こしみよう。
1本で火が着いたら合格!



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火がバチンバチン跳ねる


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自分たちの火で焼いたハンバーガー、おいしいねえ

このあと、ユキと一緒にハイキング、のんびり、魚釣り、、といきました。





水辺が好きな人には、こんなキャンプ場もあります。

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真っ青な大空とおもしろい形をした山々を横目にデコボコ道を走ること30分


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ふと足元を見ると、可憐な花が咲き乱れ


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着いたところはだ~れもいない静かな湖、フェアリーレイク
(ここにも ユキちゃん、ついて行きました)



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ボートに乗って、


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泳いで、
(すごく冷たい水です)



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魚を釣って、
(どこに行くにも、釣り竿持参)



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ファイヤーで温まり、


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勇敢な子どもたちはテントの外で寝ました

この後、暗闇の中で何やら白い動物がうじゃうじゃ近寄って来てのですが、何だったと思いますか?


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なんと、マウンテンゴートの群れ


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外で寝ていた子どもたちは慌ててテント内に駆け込んできました。



モンタナには、たっくさんのアウトドア施設があります。

ガイドブックにも載ってない、名前も知られてない、ただの自然の中で地元の人たちはハイキングやピクニックやキャンプを楽しんでます。

そんな体験もおもしろいですよ!




カウボーイ クックアウト

旅をするなら、地元の人の楽しみ方でゆっくりと過ごす時間もほしいと思いませんか?
今日紹介するのは、そういう願いを叶えてくれるリビングストンにある家族経営の乗馬アウトフィッターです。


Flynn Creek Outfitters にて、
夏を前にオープンハウスが開かれました。
オープンハウスとは、実際に来て体験してもらって自分たちのサービスを知ってもらう「1日無料体験コース」のようなものです。
私たち夫婦もお招きを受け、早速喜んで参加してきました。



Flynn Creek open house 1
カウボーイクックアウトのバーベキュー
薪をバンバン燃やして豪快にビーフステーキを焼く。



Flynn Creek open house 2
ホストをつとめるのは、本物のカウボーイのおじいちゃん。
きっと若いころ、牛追いの道中でこんなふうに料理していたんだろうな。
(・・・おっと失礼、おじいちゃんはバリバリの牧場主、現役のカウボーイです。)





Fltnn Creek open house 4
ワゴンに積んだキッチン道具を広げて、ベイクドビーンズやポテトサラダを作る。
これがまたおいしい!!



Flynn Creek open house 10




Flynn Creek open house 3
食事をしながら、カウボーイポエムを語ってくれるおじいちゃん。


Flynn Creek open house 5
カウボーイポエムとは、大ボラ話、昔話、笑い話、ほろ苦い恋の話、etc、、、、を流れるようなリズムと音で語るカウボーイの詩である。

悔しいことに、私にはその独特の節回しの英語がわからず、周りの人たちが笑うのに遅れること3秒、「ア・ハ・ハ・・・」って一応笑っておいた。




Flynn Creek open house 9
「今日は、やけにお客さんが多いわねえ・・・・」と、つぶやくお馬。



Flynn Creek open house 7
子どもたちの楽しみはこれ!!
マシュマロ焼き!
焦がさないように気をつけてね




Flynn Creek open house 6
口の中をヤケドしないように気をつけてね。




数日後に日本から来られるお客様と一緒に今度は馬に乗りに行きますので、近いうちに乗馬の報告もします。





キャンプだ、ホイッ!

7月4日の独立記念日、友達夫婦と一緒にキャンプに行ってきました。
場所は、クレージーマウンテンズの中のシールズ川上流にあるキャンプ場です。


Shields River Camping 1
標高3700mのクレージーピークを始め、3000m級の山が連なる美しい景色。
目指すキャンプ場は、向こうに見える山の左側の中腹にある。(左の大きな木に隠れているあたり・・・・)




Shields River Camping 2
でこぼこ道を走ること30分、めでたく現地に到着。
( 念のための注意:車高の高い4WD以上の車でないと行けません。 )




キャンプ場にもいろいろ段階がありますが、、、、、

① トイレ、洗面所、シャワーなどの整った「豪華キャンプ場」
② トイレ、ファイヤーピットがある「楽々キャンプグランド」
③ トイレだけはある「ちょっとホッとするキャンプサイト」
④ 何もない「ただの原っぱ」

今回のキャンプ場は、、、、お察しの通り、④番です!!! 

(クマよけスプレー、持って来たよね?!?!・・・・急に不安になる私 )




Shields River Camping 3
早速、かわいいチップマンクのお出迎え。



Shields River Camping 4
では、ちょっとハイキングに行ってきます。




Shields River Camping 5
何にもしないでの~んびりするのが、最高なのよねえ。



Shields River Camping 15
ん~~~、極楽、極楽




Shields River Camping 16
一夜明けて、入念にフライの準備をする友だち。
今日は私もフライフィッシングにチャレンジするぞ!!




Shields River Camping 14
うまい具合に倒れている丸太を渡って川の向こう岸へ。
気温5℃、水温0℃の山の朝・・・・ここで川に落ちると命取りだよ。
用心、用心、、、、




Shields River Camping 7
バッチリきまったキャスティング姿


Shields River Camping 17
釣り人と犬・・・・・フライ雑誌に出てきそうなシチュエーション



Shields River Camping 8
こちらも、それなりにがんばっている。 



Shields River Camping 9
釣れんねえ。
フライ、変えてみよっか。





結局釣果はゼロでしたが、爽やかな空気いっぱいの沢登りだったと思うと大満足の3時間でした。




Shields River Camping 10
午後は、犬も人間もお昼ねタイム



Shields River Camping 11
いつ見ても美しいクレージーマウンテンズ






プロフィール

Kiyomi

Author:Kiyomi
家族: 
アメリカ人の夫一人
23歳と21歳の息子二人
1代目看板犬は2017年9月に天国へ。
現在この世では2代目看板犬が奮闘中。

熊本市からアメリカのモンタナ州に引っ越してきて18年目。

モンタナの大自然をこよなく愛する。

「イエローストーンホライゾンズLLC」というツアー会社、それにベッド&ブレックファストと貸コテージを経営し、世界中のお客さんと楽しく夏を (冬も)過ごしている。

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