今日は気温が5℃まで上がりました

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でも、まだまだモンタナの冬は長く続きます。あと4ヶ月、いやもっと・・・・・

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そろそろ冬の話題にはうんざりしてきたので気分だけでも春を味わおうと思い、うちの裏山に咲く花の写真をひっぱり出してみました。
Slimpod Shooting Star5月から6月にかけて咲く。20cmくらいの高さの花で、日当たりのよい草原で見られる。Shooting Star(流れ星)という名前が示す通り、スーッとそのまま大地に流れ落ちそうな形が美しい。うちに咲く花で私の一番好きな花。
Pasqueflower「ワイルドクロッカス」とも呼ばれる。3月下旬のイースター(復活祭)の頃咲き始めるので「イースターフラワー」と呼んでいる人もいるが、4月下旬が見ごろである。茎とつぼみは柔らかい毛におおわれていて、ふわふわ感がとてもかわいい。高さ10~20cm。ネイティブアメリカンの人たちは、この花を皮膚のかゆみ止めやジンマシンの薬に使用してきた。
Yellow Bell15cm~20cmの高さ。ユリ科の植物で、満開になるにつれて花の色が赤茶色に変わっていき、花びらが開いていく。ネイティブアメリカンは、この球根を「rice root (米の根)」と呼んで食した。
Moss Campion 別名「クッションピンク」とも呼ばれる。うちの山で毎年一番早く咲き、同じスポットで必ず見られる花である。山頂のゴツゴツした岩に根を張り、苔のような葉を敷き詰めた上に桜のようなピンクの花を咲かせる。毎年4月1日にこの花を見つけては、春が来たことを実感し幸せに浸る私である。
Lupine6月に満開となる。他の花の時季が終わった後で咲き、夏が近いことを知らせてくれる花である。30cm以上に育ち、花が咲き乱れると山肌一面が薄紫の絵の具で塗りつぶされたように見える。家畜には毒となるが、シカや鳥はこの植物を食べる。ビッグホーンシープの食料の6%がこの植物であるという調査結果もある。
Bluebell花が房になって垂れ下がって咲く。1本の茎にブルー、紫、ピンクの花をつけてるものがあるかと思うと、ピンクだけだったり、ブルーだけだったり、、、、。また、続けて観察してみると、同じ花でも日が経つにつれて色が変化していくのがわかる。
私の家は、標高1500mにあります。裏の山はさらに高く上っていき、1700m位になります。だからもちろんここに咲く花は高山植物です。長い冬が終わると、「待ってました!」とばかりにそこらじゅう可憐な花が咲き乱れ、いっぺんに春となります。

ここに紹介した以外に何十種類もの花が咲きますので、今年の春は絶対にたくさん写真を撮ってお見せすしますね。 お楽しみに!!