ユキちゃんが近所の犬にかまれました。左目の下をガブリッ!と。
血だらけの顔をきれいに拭いてみると、下まぶたが切れて垂れ下がり、ほっぺたには穴がポッカリとあいているではありませんか

。
「これは縫わなきゃいかん。」というのが私の即座の判断・・・・。
そして、次の瞬間私の耳に聞こえてきたのは
、「これは$500はするぞ。」という悪魔のささやき・・・・・。
長い時間の葛藤の末、「犬は動物だから自然のままで大丈夫なはずである」という強引な言い訳をしながら
「自然治癒」という方法をとることにしたのです。 ユキちゃん、ごめんなさい。

しかし、その期待に反してと言うか、やっぱりと言うか、5日たっても全然治りません。下まぶたはべロンと下がったままで、赤目(まぶたの裏側)が見えてます。愛するユキちゃんのこんな痛々しい姿にもうこれ以上耐え切れず、結局獣医さんのお世話になることにしました。
まぶたを3針、ほほを3針縫った。
Dr. マーリーのあざやかな処置により、この通りきれいに縫合されたユキちゃん、
「やれやれ、やっと治してもらえたワン」と一安心の様子。手術を含めて5時間の処置、7日分の抗生物質と塗り薬、それに手足の爪切りサービス付きで、なんと$96の格安のお値段! それでホッとして、な~んだ、もっと早く来ればよかった・・・・と思った自分がなんとも情けない日でもありました。
10日後に抜糸。そのあとはまた美人のユキちゃんにもどります。