原田純夫さん公美さんご夫妻 が来てくださいました。

グレイシャー国立公園のすぐ近くに住み、マウンテンゴートをはじめとするロッキーの自然写真家として活躍されているお二人です。うれしいことに、5年前共通の友人を通してお会いした私たちを憶えていてくださり、今回春のイエローストンの取材旅行の途中うちに立ち寄ってくださったのです。
一晩という短い時間でしたが、ロッキーの自然を愛する私にとって「心満たされ度10年分」「明日へのエネルギー充電率150%」を得ることのできたひとときでした。
私: 「今建築中のキャビンをカタカタ、カタカタ、、、、とノックする音がするので見てみたら、キツツキができたばかりの壁に穴を開けているところだったんですよ。」
純夫さん: 「キツツキは巣穴を作るためだけでなく、大きな音を出して力を誇示するために物をつつくことがあるんですよ。雌の気を引くのにできるだけ大きな音をたてようとする。うちの近くでは、金属の看板をガンガンガンガンつつくキツツキがいました。」 私: (写真を見ながら) 「わーっ! このビッグホーンシープ、すっごい唇してますね!」
純夫さん: 「雄のビッグホーンシープには雌の発情状態をチェックするのに、前歯上の歯茎のところに匂いを嗅ぐ器官があって、こうして上唇をめくりあげて前歯をむきだしにして匂いを嗅ぐんですよ。」などなど、などなど、私のちょっとした一言に即座に返ってくるお話は自然の不思議で偉大なカラクリの数々。

自分で摘んだハックルベリーでソースを作り、自分で釣った鮭を燻製にし、木を切り倒して薪割りをし、バンの後ろ座席にお手製ベッドをこしらえての撮影の旅、、、、、その
シンプルな飾らない生活スタイルに「マウンテンゴート」や「クマ」や「リス」やらと同じように
「ヒト」としてロッキーの自然の一部になられているお二人を感じました。
純夫さん、公美さん、勝手なこと述べまくってスミマセン。
またお会できる日を楽しみにしてます!!
置いていってくださった
原田さんの写真集、著書
「ロッキーの掟」(世界文化社)
「MOUNTAIN GOATS OF GLACIER NATIONAL PARK」(FARCOUNTRY)
感動的でした。ゼッタイおすすめです!!
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私は子育てもやれてません、、、、、
コメントへのお返事が遅くなり、すみません。
『モンタナ州』で検索していたら、純夫さんと公美さんを発見したので思わず書き込みをさせていただきました☆
私は現在Kalispellに住んでいます(^^)。その前は夫の実家があるLibbyに住んでいました。
記事を拝見したのですが、Kiyomiさんは熊本ご出身なのですね。日本人が多くないモンタナですが、その中でも熊本出身の方が多分半分近く(もっと?)占めていらっしゃいますよね☆ さすが姉妹都市!
モンタナに来てからたくさん熊本出身のお友達ができました(^^)。お酒が強い方が多いので、一緒に飲める相手ができて嬉しい私です(笑)。
そしてKiyomiさんはB&Bを経営されているのですね! いつかぜひお邪魔してみたいです。
またこちらのブログに立ち寄らせてください。
それでは☆
コメントありがとうございました。カリスペルには友だちがいます。やはり、熊本出身、、、、たぶん、たまさんも知っておられる人たちだと思います。・・・・・これで、私とたまさんももうお友だちですね
純夫さんと公美さんは、また6月にこちらに来られます。その時の更新をまた楽しみにしていてください。